池の小島に寄り添う亀たちが、昼下がりの光を浴びながら、じっとしている。あの姿には、なにか語らずとも通じ合う静けさがある。喧騒から少し離れて、ただそこにいる。そんな空気が、舒明天皇――いや、まだ田村皇子と呼ばれていたころのその人に、少し似てい…
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